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ゆーきゃん『ロータリー・ソングズ』(CD)

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2011 10/12 発売
型番 sube-020
販売価格 1,680円(税込)
レーベル 術ノ穴

くるり主宰のレーベル『NOISE McCARTNEY RECORD』からバンド「ゆーきゃんwith his best friends」をリリースし
シグナレス(あら恋×ゆーきゃん)としても活動するゆーきゃんの7年ぶりのソロ作品。


01.「ファンファーレ ♯0」
02.「空に沈む」
03.「地図の上の春」
04.「サイダー」
05.「Y.S.S.O.」
06.「天使のオード」(Live at UrBANGUILD,Kyoto)


ゆーきゃん
富山県生まれ、京都在住のシンガーソングライター。
USガレージ・フォーク/サッドコアの影響を受けた音楽性と、日本語の豊かな響きを生かした文学的な歌詞を武器にした、唯一無二な空気感をもつ弾き語りを身上とする。

近年では不定形なユニット形式でのライブも多数行っており、サポートメンバーにはエマーソン北村、山本達久(NATSUMEN)、須原敬三(ex.羅針盤)、田代貴之(ex.渚にて)など名うてのミュージシャンが名を連ねる。

また、山本精一、JOJO広重(非常階段)といった関西アンダーグラウンドの巨人たちとコラボレーション形式での共演も盛ん。
京都にて2002年より続くDIYフェス「ボロフェスタ」をロボピッチャー、Limted Express(has gone?)、MC土龍らと共に主催。ジャンル・シーンを越えた音楽の理想郷を現出させるべく、10年間に渡って心血を注ぎ続けている。

ミュージシャンとしてもゆーきゃんのステージは毎回好評を博し、共演したクラムボン、Caravan、向井秀徳、曽我部恵一、トクマルシューゴ、前野健太といったアーティスト達からも賞賛を受ける。
ゆーきゃんの囁くような歌声は、その透明度と小ささの故に、かえってひとの耳を惹きつけてやまない。京都大学西部講堂で彼のライヴを観たくるりの岸田繁は、心を揺さぶられるあまり直々にリリースを打診、主宰するNOISE McCARTNEY RECORDからバンド「ゆーきゃんwith his best friends」名義で「sang」リリースした程。
ソロ作品としては7年ぶりのリリースとなる今作はSAKANAの初期作品のプロデューサーやDATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENのライブDSD録音エンジニアとしても知られる音楽評論家の高橋健太郎氏の旧宅にて、取り壊しの数日前にひっそりと録音された(#1-#5)。キーボードにエマーソン北村、ベースに田代貴之(ex.渚にて)、コーラスに見汐麻衣(埋火)、そしてギターには高橋健太郎自身も参加。
#1-#5は、2年弱の東京在住時における唯一の音源で、このミニアルバムの制作途中、作品を半ばお蔵入りにしてゆーきゃんは京都に戻って行った。
また、#6は京都に戻ってからのライブテイク。
つまり、この『ロータリー・ソングズ』は東京時代のゆーきゃんの遺作にして、京都と東京をつなぐアーティストの一人として再生する、その記念碑とも言えるだろう。

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